普段テレビのニュースを見ないのだけど、実家に帰った時にニュースでよく見ることになったものに「高槻事件」という誘拐殺人事件がある。
容疑者が確保されたが、決定的な証拠がない上に釈然としない部分が多い事件だった。警察は容疑者を問い詰めれば自供すると踏んでいたが、結局捜査は難航。帰省時は頻繁に報道されていたのだが、進展のないため飽きられたかのように風化しつつある。
ニュースを見ることを良いことだと思っている人がいるが、報道されなくなると関心すら失う人があまりにも多い気がする。これではただの野次馬だ。こういった事件は忘備録として残していこうと思う。
最後に。被害者は家庭に居場所がなく、不良化した子供だった。子供は生まれてくる環境を選べない。子供を、ひいては全員が健全で幸せに暮らせる世の中になるよう、一人一人がもっと頭を使う世の中になってほしい。
>追記(2016/3/6)
久しぶりに調べてみたら、事件を追いかけ続けてくれているブログが1つだけあった(参考)。容疑者は黙秘したまま膠着が続いている模様。
事件発生が2015年の夏。それから約半年強。この間にも似たように風化していった事件があったはずだ。忘れない努力を続けたい。
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