Unityには公開バージョン以外に、そこで見つかったバグを応急処置したパッチ版をリリースしている(公式のパッチリリースページ)。文章を読む限り修正パッチではなく、修正パッチを当てた派生版。
あくまでバグ対応のために臨時に作られた亜種のようなもので、その後に開発されるプラグインなどはこの亜種に使われることは想定していない。よって、そのバージョンで発見されているバグは修正されているが、その後開発されたリソースと競合を起こすリスクがある。この競合がエラーの出る類ならまだ良いが、亜種版特有の不可解な現象が出る可能性もあるので、一長一短である。バグが実際に発生していて、パッチ版を当てれば治るという事態じゃなければ基本的に使う必要はない。…まぁ、日本でいう安定版みたいなものなので、こっちを使いたくなるのが人の性ではあるのだが。
インストーラーが公式版とほぼ同じなので戸惑うが、よく見ると本体のバージョンの末尾にパッチ版であることを意味するpの文字が含まれている。
ここでのインストールは部分的に差し替えるのではなく、パッチ版の内容に総入れ替えするものなので、例えばUnity5.3.3f1でiOS Build Saportも入れていたとして、その後パッチ版をインストールする際にiOS Build Saportのチェックを外すと、iOS Build Saportはアンインストールされる。iOS Build Saportもパッチ版に対応しているものでないといけないので、当然と言えば当然。
…それにしても、iOS Build Saportだけで5GB近くあったのか。
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